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本のデータの入力とはいえ、
1日パソコンに向かってひたすら打ち続けるのはきつく、
まして慣れない仕事ゆえ精神的な疲労も合わさって
毎晩倒れこむように眠っていました。
しかし月日が経つごとに、仕事にもなれ
データ入力以外の仕事も守備範囲に入ってからも
なんとか仕事がこなせるようになりました。
お給料を頂いて働くということがどれだけ大変か、
実感しながらも
毎日目的を持って出かけて、
必要とされる場所で働ける幸せを感じていました。
「これが正式採用ならどんなにいいか」と思いながらも
まだ来ぬ解雇通達に怯えながら過ごしていました。