親友を得た私は、それからたくさんのことを彼女に話し、
彼女とたくさんの時間を共に過ごしました。
話しても話してもしゃべり足りないくらい
彼女との時間は楽しく有意義で、
自分ひとりで出来なかったことが、
彼女と一緒だと一つずつ叶えられたのです。
仕事が終わると待ち合わせをして一緒にご飯を食べに出かけ、
化粧品や雑貨を見て回り、
一年に一度は泊まりで旅行に出かけるようになりました

神戸や京都、岡山の倉敷や横浜まで足を伸ばしたのです。
頭のいい彼女の話はリズムがあって、
起承転結で構成されているので聞いていてわくわくします。
彼女のそのときの心情も織り交ぜてくれるのですが、
悪口や妬みがなく、まっすぐな彼女の素朴な気持ちが
手に取るように伝わって、おかしくて2人で笑い転げていました。
彼女にとっても私の喋りがいい気晴らしになってくれていたようで
2人が並んで歩いてるといつも「おっ、相棒と一緒やな」と
からかわれるほど仲良しでした(●⌒∇⌒●) ヾ(@⌒▽⌒@)ノ
それまで三人組の一人という位置づけでしか
交友関係をもったことがなかった私には
彼女の存在が今までの孤独や病床で失った青春を
取り戻す希望となりました。